新型PS3到着!さっそくDLNAクライアントとして使い倒してみる

2009/09/04

■2009/08/17 [新・薄型PS3は29,980円 - 「実質」ではなく「本当」に値下げ!
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■2009/08/19 [新型PS3のCM、PS2互換、DTCP-IP対応など情報色々、そしてついに・・・
新型PS3のCM、PS2互換、DTCP-IP対応など情報色々、そしてついに・・・]
 
新型PS3 が発売日当日9/3に届きましたので、
早速使ってみることにしましょう。
 

 
Amazonから届いた箱は巨大でタワーPCでも入っているのか
と思うくらいでしたが、中に入っていたPS3の箱自体はそこそこ
の大きさでノートPCの包装箱くらいの大きさでした。
 

 
これが新型PS3です。表面は つや消し っぽくなっており、
従来のつやつやVer.に比べると高級感がなくなったという方も
いらっしゃるようですが、私はこのつや消しVer.も好きです。
もしつや消し有り/無しが併売だったとしても、無しを選ぶかもしれません。
 

 
背面のコネクタは左からLAN、HDMI、S/PDIF、マルチ出力、
そして電源です。かなりシンプルは構造になっています。
 

 
こちらが付属品。標準で付いてくるディスプレイ出力ケーブルは
マルチコネクタを使う コンポジットAVケーブル です。
コントローラはDUALSHOCK3、USBケーブルが付いていますが、
これはコントローラ接続用です。
 

 
とりあえず仮置きですのでごちゃごちゃしてしまい恐縮ですが、
Xbox360と並べると、表面積としてはXbox360より若干大きい程度、
ただし厚みのほうがXbox360よりかなり薄いため、並べておくと、
はっきりと 新型PS3のほうが小さく 見えます。しかも、
 
 PS3は「電源内蔵」でこの大きさ
 
ですから、やはりシュリンク効果は大きいということになるでしょう。
 
さて、そのあとはとりあえず付属のコンポジケーブルは使わずに、
HDMIケーブルを挿しつつ、セットアップを進めていきます。
 

 
ファームウェア3.00 へのアップデートは一部の動作が
おかしくなる等の不具合も聞かれていますが、局所的な不具合らしいので、
ここは恐れずにそのままアップデートしてしまいます。
 

 
BRAVIAでもPSPでもお馴染み、Sonyっぽい XMB(クロスメディアバー)
が登場しました。ひとまずこれでセットアップは完了です。
 
そこでいよいよ本番! DLNAクライアントとしての機能を確かめていきます。
サーバ側に使用したのは、先日の記事のコメント欄でもオススメを頂きました、
「PS3 Media Server」 です。
 

 
これは確かにスグレモノで、起動するとPC内からみえるドライブは
手当たり次第共有状態となります(もちろん一部のみ共有にすることも可能)。
DLNAクライアント側から見ると、ほとんど PCのフォルダ階層を自由
たどれるように見えるため、使い勝手は大変良好です。
 

 
こんな風に見えます。
 
どうやらファイルリストなどは一斉調査方式ではなく、アクセスのあった
フォルダのぶんを オンデマンド で作っているようですので、
PC経由でNASなどのちょっとレスポンスの悪そうなデバイスを共有に
していても、最初に延々と調査処理が起こったりしません。
 
これで我が家にあるDLNAサーバはこの 「PS3 Media Server」 を介して
アクセスできるNASの蓄積データ全てと、「RD-X8」 の2台となりました。
 
実際にアクセスしている様子はこんな感じです。まずはRD-X8から。

XMBにRD-X8が現れてきて、その中のビデオが好きなように再生できて
いるのが分かると思います。たとえばBRAVIAでもDLNAクライアント機能は
付いていて同じようにRD-X8のデータを再生できるのですが、早送りや巻き戻し
など細かな操作がBRAVIAではほとんど使い物にならないのに対し、PS3では
普通に早送り/巻き戻しなども機能しています。大変快適です。あと、
 
 DTCP-IPによって、TSデータも再生することができました。
 
ただし、こちらはデータ量が多すぎるからか、一時コピーを作れないからか、
早送り/巻き戻しをするとすぐにエラーが起こって止まってしまうという
難点がありますが、いちおう再生だけならTSもOKというのは心強いです。
 
続いては「PS3 Media Server」のほうです。

DivX のデータも MPEG4/H.264 のデータも再生が可能です。
ただ、MPEG4/H.264については level4.2 までのデータしか対応しておらず、
 
 level5、level5.1のデータは「非対応データ」として
 
再生できません。私はうかつにも過去にMPEG4/H.264でエンコードして
溜め込んでいたため頭を抱えてしまいました。(バイナリエディタで無理矢理
レベルを書き換える方法もあるのですが、何百ファイルもあるとかなり面倒です)
 
こうした非対応のデータの場合、PS3 Media Serverでは 「TRANSCODE」 という
メニューを一段噛ますことによってトランスコードされたデータをストリーム
再生できるようになっています。一段階変換を噛ましたワリにはかなり綺麗に
再生できますのでこれでも十分といえば十分かもしれません。
 
ただしトランスコードを使う場合は先のTSと同じく、早送り/巻き戻しなどの
操作が効かなくなるという問題もあります。
 
以上、ひとまずPS3をDLNAクライアントとして使ってみましたが、
使用感は概ね満足という感じです。たとえば上記のlevel5.1非対応の件など、
「テレビサイドPC」だったら楽々クリアするじゃないかという話もあって、
PS3が万能なわけでもないのですが、それにしても PCよりもかなり簡単なUIで
さっとビデオを観られる環境が出来上がったことには変わりありません。
 
当面はテレビサイドPCと併用で使い倒してみることにします。
ゲーム・・・はとうぶん買う予定がなくてどうしましょう・・・。


2009/09/04 [updated : 2009/09/04 23:59]


この記事を書いたのは・・・。
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