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2009年06月09日

RAWモード対応の「Eye-Fi Pro」・・・よりも気になる「選択転送」機能 このエントリーを含むはてなブックマーク

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■Eye-Fi、RAW転送に対応した「Eye-Fi PRO」を米国発表
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090611_285705.html
■米Eye-Fi、RAW形式やアドホックモードに対応した「Eye-Fi Pro」
http://bb.watch.impress.co.jp/docs/news/20090611_285726.html
 
Eye-Fi からRAWモードに対応した新しいカードが登場しました。
名称は 「Eye-Fi Pro」、容量は4GBで149ドル、当初は米国のみ
の発売で、国内での発売は未定となっています。
 
Eye-Fi Share Videoと比較して追加される機能にはRAWモード対応
のほかに Ad Hoc転送 というのがあります。ノートPCやその他
携帯デバイスを通じて無線LAN-APがなくてもアップロード可能
ということのようですが、そのために必要な前提条件というのは
イマイチ不明です。
 
そのノートPCに Eye-Fi Manager をインストールしてそこが
proxyとなるというのであれば、Ad Hocモードはその他携帯
デバイス対応とはいいつつ実質はノートPCのみ活用可能な機能
となる可能性もありますが・・・。
 
多くの人が気になっているのは 「Eye-Fi Manager for iPhone」
みたいなものが出て、iPhoneを通じてアップロードできるようにならないか?
ということだと思いますが、そのあたりは今後の展開次第ということになるでしょう。
 
なお、このRAWモードとAd Hocモードは今のところ今回の「Eye-Fi Pro」
モデル専用の機能であり、従来機種である「Eye-Fi Share」あるいは
「Eye-fi Share Video」などには 適用されない としています。
 
ただ、Ad Hocモードはともかくとして、RAWモードについては
従来機種に搭載不能とも思えない機能ですので、ここをPro専用にする
というのは正直、既存ユーザにとっては若干残念なお話ではあります。
 
それをいったらVideo対応のときもそうなのですが、
最近のEye-Fiはちょっと製品を分けすぎという気がします。
あまり区別を細かくしすぎると、「○○機能が付くまで買わない」
というように様子見モードが加速してしまわないとも限りません。
 
 
さて、もう1つ気になるお話として、こちらは全機種対応のアップデートで
簡易実装での 「選択転送」機能 が搭載されることになりました。
合わせて、Eye-Fi全モデルを対象に、指定ファイルのみをアップロードできる機能を追加する。Eye-Fiカードではこれまで、撮影した全ファイルがアップロードされていたが、新機能を利用することで、デジタルカメラ側の設定画面でプロテクトモードを有効にしたファイルのみをアップロードできるようになる。
動作原理はいまいち分かりませんが、ファイルのパーミッションか
何かを見て、ライトプロテクトされているファイルだけを選んで
転送するということになるのかもしれません。
 
理想を言えば、デジカメに Eye-Fi管理画面 が付いて、画面上で転送したい
ファイルを複数選択⇒一括転送!とできるのが一番嬉しいのですが、
当然ながらデジカメメーカと相当密な連携をしない限りそれは不可能です。
 
そこで全メーカのデジカメで使えそうな苦肉の作として、プロテクトの
有無 を見るというやり方を思いついたということでしょう。確かに
これならどんなデジカメでも選択転送が可能になります。
ただ、デジカメのメニュー構成に左右されるやり方ですので、
使い勝手はまさにデジカメごとに異なる感じになります。
 
まだこの選択転送機能が実装されていないのでよく分かりませんが、
私がメインで使っている LUMIX LX3 でプロテクト機能を試してみたところ、
わりと簡単にポンポンとプロテクトフラグを付けたり外したり、
全選択したり解除したりできそうな感じでした。もしかするとこのモードが
搭載されたら、私自身は選択転送モードをデフォルトにするかもしれません。
 
この選択転送モードというのは、場合によっては今回の「Eye-Fi Pro」の
発表よりもむしろ大きなポイントになりそうな気がしています。
というのも、Eye-Fi に於ける大きな弱点の1つが、
 
 全てを自動で転送することによる 時間拘束とバッテリ不足
 
の問題だからです。動画にせよRAWモードにせよ、安易に全てのモデルに
展開しづらいのにはワケがあって、何でもかんでもシンクロしようとする
今のEye-Fiのコンセプトでは、大きなデータを撮影しようとするとすぐに
自分自身を 「転送自爆」 の危機に晒してしまうことになります。
 
1枚0.5~3MBくらいまでの小さなJPEGデータならそれでもよかったのかもしれませんが、
RAWモードのデータ、あるいはMP4/MOVなどの動画データを扱う場合には
問答無用の全転送はメリットどころかデメリットのほうが大きくなります。
 
これを 「必要なファイルだけを」「好きなタイミングで」 転送できる
ようになるならそれはかなり Eye-Fi の利用シーンの幅を広げることになるでしょう。
(もちろん全転送しても問題ない程度のデータを扱う場合には、
 従来どおりの全自動のほうが手間も掛かりません。)
 
この機能は従来機種へのアップデートで実現されるとのことですので、
プロテクトによる選択転送が可能になったらまたレポートしてみたいと思います。

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投稿者 CK : 2009年06月09日 23:59 | メモリ


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