OSTERさんの「みくのかんづめ」と、livetuneさんの「Re:package」、商品性の違う2作品
2008/12/05OSTER Project feat. 初音ミクのCD 「みくのかんづめ」 を購入しました。
オスターさんといえば 「恋スルラジオ」 略して「恋ラジ」が
有名ですが、ボーカロイド作曲家としても「ミラクルペイント」などの
大ヒットを飛ばしている本格派のクリエイターさんです。
どちらかというとオーソドックスなポップスよりも、ハイピッチな
ジャズミックス を得意としてされている方で、私も「ミラクルペイント」
で曲作りとしてのOSTERさんのファンになったクチです。
全18トラックですが、イントロが1曲、トークが5曲 ありますので、
実質12曲入りですね。あと最後の1曲はぼかろが5人勢ぞろいします。
正直、CDというメディア上ではトークで魅せることはちょっと
難しかったという印象はあります。たぶん「恋ラジ」のように
好き勝手できなかったのでしょう。。。でもそれを差し引いても
曲の素晴らしさだけで十分価値があります。
私はOSTERさんの曲を全て追いかけているワケではありませんので、
どれが未発表曲かは判らないのですが、トリをつとめる名曲
「ミラクルペイント」はもちろんとしても、中盤で鏡音リンが
フィーチャーされた2曲、「RING×RING×RING」 と
「ちょこまじ☆ろんぐ」 には度肝を抜かれました。
この2曲だけでもわたし的には買った価値がありました。
というかリンが 「とかち」すぎるwww いや、もちろん声は
とかちなのですが、何というかOSTERさんのピッチベンドの使い方?で
ものすごく「とかち」になるのがおかしいやら何やら。
曲もハイ・クオリティでキャッチーなメロディラインがたまりません。
ちょっと振り返ってみると、初音ミクの音楽CDといえば、
8月に発売されたlivetuneさんの 「Re:Package」 でした。
もちろん持っているワケですが。
この2枚を比べてみると、その売り方というか訴求の違いというのが
クッキリと浮き彫りになっています。ご覧の通り、「Re:Package」
のほうはジャケ絵からしてできるだけ
アニメチックにならないように細心の注意が払われ
ています。曲のほうも音声にスウィープがいっぱい掛かっていて、
「機械の声が喋る!」 という驚きを体感してください的な演出で
統一されているような感じです。
それに対して「みくのかんづめ」のほうはどう考えても、
「初音ミクファン」をターゲットに作られている感じ
がします。パッケージからしても、初音ミクという「キャラ」があって、
それを愛でることを前提としている商品作りになっている印象です。
どちらが良い悪いということは全然なく、ただ、こうやって
ターゲッティングがまったく逆を向いているのも非常に興味深いな
と思ってこの両者のCDを比べて見ていました。ミクファンの方は
ぜひどちらもお手にとって楽しんでみてください( ・∀・)σ
2008/12/05 [updated : 2008/12/05 23:59]
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二人の資質の差がそのまま商品性の違いに直結していると思う。
どちらのCDもミクがジャケットだし、主としてミクをテーマにしているのに、「初音ミクファン」をターゲットに作られているか否かで分けるのはひどすぎ。
コメントしましょう