blogは、私たちのコミュニケーションをどう変えるのでしょうね
2004/01/29関連するblog:Doblogの使い方:非公式親切版β
「Doblogユーザーに告ぐ。本当にBlogをやっているのか?」
著作権問題の件もそうですが、大変興味深い話題を振ってくださいますので、
読んでいる側も思わずニヤリという感じでしょうか。
blogならではのコミュニケーションの広がり、すなわち自分の発信内容が
他の人のどの発信内容と関連しているのか、という繋がりを意識して
広げていくことがblogの醍醐味であり、Doblogの住人は全体的に見れば
そうした外部へのアプローチに消極的な印象がある、ということですね。
なかなか鋭いご意見だと感じました。
この話題は、blogの流行と、娯楽消費コミュニケーションの関係を考えるに
あたってはそれなりに大問題であって、それなりに大問題って
いう表現は半ライスの大盛りみたいじゃないかとjinさんに
怒られそうな気がして、・・・いやいや、それは置いといて(ノ゜ο゜)ノ
blogというツールには「1. 情報発信の敷居」と「2. 関係(リンク)を作る敷居」
の両方を下げるポテンシャルがありますが、1.の敷居が下がるというのは凄く
解釈が簡単です。発信したければ直ぐに発信できるようになり、それでも発信
したくなければ表舞台には見えてこない、というお話になります。
一方で2.の敷居を考えてみましょう。関係を作るのが簡単になった、という概念
のほかに、「関係を望むかどうか」という指標を同時に考えなければなりません。
発信者が望んでいる関係の「広さ」は、意外に重要な要素です。
ちょこっと、「な、何言い出すんだこの人は?!」と思われましたか?
あるいは、「うー、そんなことを気にしたことが有るような無いような・・」?
例えば、トラックバックを打とうとして、ふと手が止まってしまったとき、
その理由は何だったのでしょう。私だってMUSEの梅田さんの記事にTBした
ときは、その直前に画面の前でウンウン唸ってました。
blogは、関連情報をみんなで協力してリンクさせる「全世界共有データベース」
に進化するのか。それとも、自分の前に現れた「ネットの窓」から自分と他人を
繋いでいく気ままなローカルメディアの乱立なのか。あるいはその両方なのか。
それはblogを使って何をしてみたいのか、というみなさんの意志そのものに
他なりません。その答えは常に、みなさんの中にあることでしょう。
・・・知恵熱が出てきますから、このあたりでブレーキを掛けておきましょう。
少なくとも私はDoblogに住むことで得た知識「半ライスの大盛り」を
この後誰に伝えれば良いのでしょう?!唸っても答えは出ません。
2004/01/29 [updated : 2004/01/29 18:04]
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